アウトドアから得た世界観

  山は登りに3分の1の体力、下りてなお3分の1の体力を残す。これは、実際に体験した。仲間が足を挫いた。私がその荷物を持った。
  山で道に迷う。引き返す、ピークに立って方向を見定める。下へ行くのは 一番いけない。雨の道は人の道では決してない。疲れ果てた山道。休憩を入れる。座る時、体を90度ひねってすわることが多い。他人の邪魔になるから ついそうしてしまう。しかし、頭がボーッとしていれば、立ち上がる時、右と左と間違えて体をひねれば、反対方向に進んでしまう。だから、座る時から、進行方向を向いて座るのだ。
  一つのピークに立てば、視界が開け 次に進むべき方向が読める。これは、山に限らず、どんな分野にも 当てはまることだ。学問分野・研究分野に於いて 然り。7年ほど前、神奈川新聞に郷土史の連載をした時も、23週も続くとは、思わなかった。見えなかったのだ。つまり歩きながら考え、考えながら歩いていると、次々に ものが見えてくる と言うことなのだ。
  カヌー。これは一人激流に立ち向かう。流れ、川筋を読みながら、コースを取る。コースを間違って取れば、必ず自分に跳ね返り、不利な状況になる。激流は私を翻弄し、岩にぶつけ、沈めようとする。腕と全身を使って、艇をコントロールし、乗り切る。人生の荒波に 己の力で 立ち向かっているのだ、とまさに実感できるスポーツなのだ。
  ダイビング。中性の浮力を維持できれば、美しい世界に遊ぶことができる。
 エンジンの力でなく、自分の力で切り開き、前進する。食事も洗濯も、自分のことは 自分でやる。この精神は、アウトドアで培われた。 
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        http://members.jcom.home.ne.jp/nishiwaki3/index.html
   写真は 温州・楠渓江 筏くだり。この筏は1シーズンでダメになる。

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by yamayamakawaumi | 2004-12-29 16:59 | その他


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