初心者に 日本語を教える

 中級には 中級の、上級には上級の 面白さがある。
 習い始めて50日の 1年生の ヒヤリングの授業。学生は 聞いたことを書き取る。数字をやった。「1110」(せんひゃくじゅう)と言った。学生は 書く。 多くは 正解。しかし 2割ほどが、「310」と書いた。びっくりした。「何故 3桁なんだ?」   
 しかし 理由は簡単だった。平仮名で書いてみた。「さんびゃくじゅう」と聞いたのだ!
 「せ」を「さ」と、「ひや」を「びゃ」と 聞いてしまったのだ。「せん」の所で 少し切って発音しているのだが、その認識も 難しいのだ。
 「かおをあらう」の聞き取りも、難しい。「お」が二つあるのを 聞き取れないのだ。「おー」という長音として 聞いているのかもしれない。「を」を「wo」と発音しているのだが、そうは 聞いてもらえないようだ。
 学生の間違い・困難点から学ぶ 日本語教育は 面白い。
 
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by yamayamakawaumi | 2005-11-17 11:34


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